今日は東京オフィスのメンバーで日本政策金融公庫新宿支店の融資課長お話を
聞きに行っていました。

東京都行政書士会新宿支部のセミナーということで講演をされていました。

融資となると許認可手続きと違ってなかなか不透明な部分があったり
申請者に代わって完全に代行することもできなかったりで、よく分からずに
お客さんに質問されてもうやむやにすることが正直ありました。

ただ、今回は非常に具体的にどこを見ているのかについて解説を受けましたし
通常であれば各支店の管轄が決まっているところ、我々行政書士のお客様ということで
あれば、新宿支店の融資課長へ直接声掛けできるとのことです。

これは時間短縮もあるので非常にありがたいですね。

また、創業者に関してのデータも興味深いものがありました。

全くの初心者未経験で独立開業する場合の5年間の生き残り率は73%。
(思ったよりも多いなと思いましたが・・)

それに比べて15年から20年の間業務を経験して、その業務で独立開業する場合
5年間の生き残りは、90%になるといいます。

ただ経験が長いほどいいのか、ということになるとそうでもないらしく、
20年以上の経験者は83%に落ちるとのこと。

長く経験しているということは年齢が上がりすぎてて馬力がなくなっているのか、
業界の慣習にとらわれてしまっているのか、ということですね。

あと、今は第3者に保証人を頼む必要もなくなっています。