サイディング工事で建設業許可を取りたいという場合は、業種は何を取得すれば
いいのか、一つの業種に決まっているわけではありません。
板金など金属材料でサイディングをする場合であれば、板金工事となりますが、
陶器などの窯業サイディングをする場合は、タイル・れんが・ブロック工事と
なってしまいます。
資格を持っていれば、両方とも対応できたりする可能性がありますが、
資格がない場合、実務経験でということになりますので、10年で1業種ということに
なってしまいますね。
一人で両方の工事の許可を実務経験で取得しようとすると、10年ずつの
合計20年かかってしまいます。
同じような工事のはずなのに、材料で違ってしまうというのは非常にやっかいですね。
ちなみに、これとは逆で屋根の工事であれば、瓦であろうが、金属であろうが、
どんな材質でも屋根工事業を取得すれば大丈夫なんです。
このようにやっている部分で建設業許可の業種が決まる場合もあれば、部分ではなく
材質で建設業許可の業種が決まる場合もありますので、なかなか一筋縄では
いきませんね。
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