北海道で建設業許可、経営事項審査を
受けたい場合は私が対応いたします!
北海道(札幌市周辺)担当
行政書士 河上展慶(かわかみ のぶよし)(行政書士登録番号09011339)
自己紹介
○行政書士になる前に何をしていたか?
北海道庁で18年ほど公務員をやっていました。
いろいろな業務を経験しましたが、思い出深い業務を5つに絞ると
旅券(パスポート)発給、
市町村行財政指導、
部内予算要求、
地方交付税算定、
電子入札制度導入です。
中でも予算要求や地方交付税算定など、繁忙期は土日休みなし、
平日は地下鉄最終便で帰宅できれば早い方
という職場を経験し、「倒れない体」と「折れない心」が養われました。
○行政書士になった理由
一言で言うと、父が開業行政書士でして・・・ということになりますが、
私自身一度きりの人生を公務員だけで終わりたくないという思いを
常に持っており、
北海道一腰の低い公務員(自称)として行政側にいた経験が
そのまま業務として生かせる仕事であると考え、
行政書士となって父の事務所に入りました。
世の中不景気な時になぜ公務員を辞めるのか、
という周りの声に後ろ髪を引かれましたが、
四十にして立ちました!(十年遅いですね)。
○建設業関係の手続きをやっている理由
当事務所設立当時からのお客様に
建設業の方が何人かいらっしゃってその方々のご紹介などで拡がっていき、
現在の行政書士業務はほぼ建設業関係専門となっております。
私自身も北海道庁で最後に担当していた業務が
建設部ほか公共工事発注各部と組んで
建設工事等電子入札制度の創設でした。
そのため平成20年秋から冬にかけて北海道内各地で
合計約600社の建設業の者様を対象に
説明会を開催して回ったというという縁もあります。
(私の事を覚えている方1人くらいいませんか?いませんね・・・)
○建設業関係の手続きでうれしいこと、残念だったこと
どんな申請手続きでも滞りなく完了して一声いただく時はやはり嬉しいです。
その中でも2つあげますと、
一つは経営事項審査で様々なシミュレーションを行い計画的に入札参加資格の
ランクアップを達成できたときに会社の方々とともに喜びを分かち合ったこと、
二つ目に会社創立の頃からお世話になっているお客様が、
いよいよ特定建設業の申請をすることとなり許可が下りた時は嬉しかったですね。
とはいえ、日頃の訪問で社長さんはもちろん、役員さん、
担当の方々に受け入れてもらい、世間話など本当に普通のお話が
できるようになったときは何よりも嬉しいです。
残念だったこととしては、行政側にいたときも感じましたが、
高圧的であったり知識不足であったりする他の行政書士への苦情をお聞きすること、
そして様々な事情がありますが、建設業最後の手続きである
廃業届を出す時は残念な思いがあります。
○苦労した事例
実務経験の証明では皆様苦労されていると思いますので、
私は北海道ならではの事例をひとつ。
北海道は広く、宿泊を伴わないと対応できない地域もあり、後述しますが
14の総合振興局・振興局それぞれが独立した窓口を持っていて、
北海道内地域間の移転でも許可番号が変わってしまいます。
事例は、
地域間移転+社長含め役員半数以上変更+経営業務管理責任者変更+専任技術者変更
を終えたら速やかに移転後の地域で決算~経営事項審査申請というものでした。
手続きとしての申請だけではなく、各地域で工事を施工しながらなので
コンプライアンス面などからも慎重に確認しながら準備しました。
さらに往復だけで半日要する窓口でしたので、不足書類があっても
取りに戻る訳にはいきませんから、大きなカバン2つ抱えながら、
なおかつ冬だったので車ではなくJRで行きました。
窓口担当者から予期せぬ質問を受けたりひやひやしつつも、
持てる限り詰め込んだ関連書類で対応できて幸い無事に一回で
完了できましたが、帰りのJRではドッと疲れがでて死んだように眠ってしまいました。
○趣味
音楽鑑賞、ライブ・コンサート鑑賞、楽器演奏(エレキギター、ピアノ、ウクレレ等)
好きなジャンルはハードロック・ヘヴィーメタル系でCDは1,000枚以上所有、
中学校の学校祭からすでにジャーニー、ヴァンヘイレンをバンドで演奏していた”ませガキ”でした。
他に趣味は、インコ鑑賞(ブルーボタンインコ3羽飼育)、競走馬血統調べ、
藤子不二雄作品堪能、日本ハムファイターズ応援、靴磨き、スポーツテレビ観戦などです。
北海道の建設業許可・経審の特徴
○建設業許可について
北海道は14の総合振興局・振興局に分かれていて、かつ、
それぞれが独立した窓口を持っており許可番号もそれぞれで発行しています。
ですので、手続きに必要な基本的書類はもちろん同じなのですが、
確認のために求められる書類などが各振興局により多少違いますので注意が必要です。
なお、他都府県では「決算変更届」とされる手続きが、
北海道では「決算報告書」と呼ばれています。
建設業許可について、実務経験を契約書や注文書で確認する場合、
北海道は原則として工事のない期間が3ヶ月空いてしまうとその期間はカウントされません。
例えば1年必要だとすれば2~3ヶ月に1度以上の頻度で工事を施工していた実績が
必要となるわけです。
経営業務管理責任者について北海道では、執行役員、その他準ずる地位では
ほぼ認められませんので、該当する場合は他の方を探した方が良いと思います。
○経営事項審査について
経営事項審査については、他都府県と同様に原則事前予約となりますが、
例年予定されている会社には振興局から日時指定のハガキが届きます。
札幌市を含む石狩振興局などにおいては、
夏の集中時期に限り別会場を設けて審査側に行政書士も配置されて審査を行っています。
各確認書類は他都府県同様、原則て「原本」の提示が必要です。
建設業者様へのひとこと
建設工事等の件数は一時期に比べ増加傾向である反面、
社会保険加入徹底や職人さんの不足(絶対数の不足と関東、東北への流出)など、
北海道の建設業を取り巻く状況は厳しいものがあります。
その中で頑張っておられる皆様に少しでもお役に立てればと思っております。
初めての許可取得を目指される方はもちろん、許可は持っているが
関与されている行政書士さんなどに不満をお持ちの方、
私どもは許可を取るだけではなくその後を大事に考えておりますので、
ぜひ一度お話しさせていただければと思います。
さらに、私の事務所は行政書士業務だけでなく、
社会保険労務士事務所、さらには労働保険事務組合も併設しております。
ですから労務から年金、社長さん、役員さんの労災保険特別加入
にいたるまでトータル的にサポートできる体制を整えて
皆様をお待ちしております。
事務所所在地
〒003-0025
北海道札幌市白石区本郷通5丁目北4番23号