宮城県で建設業許可、経営事項審査を
受けたい場合は私が対応いたします!
宮城県担当
行政書士 阿部一隆(行政書士登録番号11061110)
自己紹介
○行政書士になる前に何をしていたか?
20代に通信キャリアの代理店や英会話スクール等で営業職を経験し、マーケティングと消費者心理に興味を持ったことから30代で営業会社を立ち上げ独立。しかし、30代後半に大病を患い数年間の闘病生活を余儀なくされました。
絶望感に打ちひしがれる中、一日一日を前向きに過ごしたいといった思いから入院期間中は資格取得にむけての勉強へ取り組んでおりました。
時間もたっぷりあったおかげで、宅建士・ファイナンシャルプランナー・個人情報保護士・行政書士の資格を取得することができました。
○行政書士になった理由
わたしは幼いころから、父親が行政書士として建設業や不動産業経営者から相談を受け、許可や届出の手続代理をしていたことから、仕事の内容は身近なものに感じておりました。
また、わたし自身も法律に興味を持っていたことや、ひとつの物事を多角的に見て分析することが好きな性格であったため、その性格を活かして人の役に立ちたいという思いで行政書士の開業を決意しました。
○建設業関係の手続きをやっている理由
わたしが行政書士に登録した2011年に東日本大震災は発生しました。当時の宮城県内では、全国から建設業者が集結し災害復旧のため昼夜を問わず現場での作業に努めておりました。
しかし、建設業者をとりまく法律や行政手続きは複雑で時間を要することが多く、迅速な復旧復興の妨げになっているようにも見えました。
わたしは被災地の行政書士として、建設業者の方々が本来の仕事に専念できるよう行政手続きをサポートし、少しでも復旧や復興の役に立ちたいという思いで、この業務に携わり現在に至っております。
○建設業関係の手続きでうれしかったこと
法人設立から関与させていただいた社長さんと、将来のビジョンを描きながら計画的に許可を取得し、徐々に規模拡大のサポートをさせていただけたことにはやりがいを感じました。
○建設業関係の手続きで残念だったこと
行政書士登録をして間もないころは、型どおりの手続をすることだけで精一杯だったため、将来に向けての的確なアドバイスができなかったことには悔いが残っております。
○建設業関係の手続きで苦労したこと
県外に本社を置く大臣許可の建設業者から、宮城県の入札参加をするには県内へ本社を移転登記する必要があるのではないかと相談を受けました。
しかし、本社がある県外では建設業以外の業務を営んでおり、地元での信用があるため本社を宮城県へ移すことは難しいとのことで頭を悩ませていました。
実は、建設業では名目上の本社とは別に、建設業を営む営業所を統括し指揮監督する権限を有する場所が“主たる営業所”といった考え方があります。
県内の入札参加登録機関での本社定義については登記上の住所といったイメージがあったので、建設業上の“主たる営業所”といった考え方を入札参加登録機関へ説明し、本社移転は“主たる営業所”の変更手続きのみで対応することができました。
○宮城県の建設業関係の手続きの特徴
原則として、専任技術者が工事現場の配置技術者になることはできないことになっております。
しかし実際は一人親方の建設業者もいるので、例外として何かあったときに営業所に戻れる場所の工事現場では配置技術者になることができるとされています。何かあったときにすぐ営業所に戻れる場所とは、営業所の所在する市町村および隣接市町村でおこなう工事現場と解釈されています。
○趣味
日帰り温泉めぐり、食べ歩き
建設業者様へのひとこと
震災復興関連の公共投資や民間の需要も減少している中、建設業界でも法令遵守が強く求められ年々経営環境は厳しくなってきております。
しかし、建設業を営んでいくためには法令を遵守していかなければなりません。
わたしたちは皆さんが本来の仕事に集中できるよう、建設業者のサポートを専門としている行政書士として、法令に準拠した手続きなどをお手伝いすることによって安心できる経営の実現を図っております。専門家に相談することで不安を解消できることもあります。是非、お気軽に声をかけてください。
事務所所在地
〒980-0801
宮城県仙台市青葉区木町通1丁目5-1アーバス仙台2階