補助金って全国各地でひっそりと公開されていることが多いんですが
リフォームを手掛けられている業者さんが使えそうなものがありましたので
説明しておきますね。
そもそも補助金は国や地方公共団体などからもらえるお金で、返す必要がないものです。
国が
こういう分野を伸ばしたいな、とか
この分野を盛り返したいな、とか
考えた場合に予算を付けて、お金をばらまきます(悪い言い方ですが・・)
でも、実際にちゃんと補助する気があるのかなというぐらい広報をしていなかったり
ホームページが異様に分かりにくかったりで、一般に知られないことが
多いですね。
今回は既に始まって時間が経過していますが、
「民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業」
というものについて説明します。
これは
『3か月以上空き室の賃貸物件がある。』
『空き室、外壁をリフォームしたい。』
という賃貸住宅のオーナーさんに対して補助されるものです。
ですから、マンション・アパートオーナーに対して建設業者から
営業するときに使えるのかなと思います。
具体的にはリフォーム費用の最大3分の1を補助されますから
工事受注の営業ツールとしてもかなり使えますね。
ただし下の補助対象工事のいずれかを必ず含めなければいけません。
1.耐震補強
2.バリアフリー化
3.省エネ化
嬉しいのは、上の3つのうちどれかが含まれていたら、ついでの
工事として例えば外壁塗装、防水工事などもあわせた
金額の3分の1が補助されるということですね。
極端な例でいくと、バリアフリー工事100万円、
外壁塗装・防水工事1000万円の合計1100万円の
3分の1が補助されるということです。
この補助金をもらうと家賃の上限が設定されたり、高齢者など
住宅確保が困難な方にも優先的に貸し出す必要があるなど
制約が出ますが、オーナーには魅力的なものになりますね。
簡単にまとめたチラシも貼り付けておきます。