2000年に行政書士として開業しはや今で15年目。
おかげさまでお客様、職員にめぐまれなんとか順調に成長してきたのかなと思っています。

でも自分が40代に突入してすぐ思っていたのが、このままボーっとしてたら
あっという間に人生が終わるんじゃないかということ。

僕と通じるところのある?高倉健、菅原文太が80過ぎで亡くなったのを見ても、
確実に人生折り返したなっていう気持ちがどんどん大きくなってきましたし、
僕自身の父親は66歳で亡くなったのでそう考えるとバリバリ働く時間は
それほど残ってない、ような気もしてしまいます。

冷静に考えたら、まだ40代、ちゃんとしっかりとやれば十分チャレンジする
時間はまだまだある。

でもボーっとして時間を浪費している場合ではない。

そう思って何かをしないと・・と焦って、ずっと考えていましたが、40代に
なってちょうど3年、ようやく2つの決心をしました。

まず一つ目が事務所を行政書士法人にするということ。

いつまでも山口の個人商店のような形ではお客様にとっても不安があるのではと思いますし。

でも法人化するには行政書士が2人必要です。

そこで長年一緒に働いてくれていて、行政書士資格を持っている豊島修が
行政書士登録です。

そして、僕の誕生日である、昨日2月2日に行政書士法人コン・トラストを設立しました。
(記念日好きみたいですみません。たまたまええタイミングやったので・・)

法人名は
construction(建設)+trust(信頼)でcon・trust。
建設業界に信頼を築く存在という意味で名付けました。

行政書士法人となったところで、提供するサービスは今までと全く変わりませんし
見た目も全く同じようなものです。

それよりも法人化して一番かましてみたかったこと、

それが2つ目、、東京出店です。

誰かを東京に行かせて大阪から遠隔操作で・・、ということを過去に何度も
妄想したことはありますが、そんなことはせず、大阪は豊島や他の職員に
しっかり任せて僕自身が東京へ乗り込みます。
実際に今までも実務は豊島と他の従業員がほとんどこなしてくれていましたし。

対応する業務は大阪でやってきたことと同じように建設業をはじめとする許認可業務となります。

大阪と東京に拠点を構える既存の顧客への対応もしやすくなりますし、
今までもそうですが、許認可だけやっておしまい・・ということにはしたくないので、
長く付き合える行政書士法人となります。

ただの書類書きの安売りはしません。

そういう想いを以前から仕事を一緒にしたことのある東京の行政書士松野和樹にも
話したところすぐに賛同してくれ、彼も一緒にやることになりました。

ですから、東京は松野と私、大阪は豊島という行政書士3人体制となります。

昔であれば大阪生まれ大阪育ちの自分としては東京と聞くだけで、敵地に乗り込むような
気持ちで肩ひじ張って「負けへんで~」という気負った感じだったと思うんです。

それが、この1,2年、東京へ何かと勉強に来させてもらうことが多くあり、
いろんな社長と交流をさせてもらうことが非常に増え、ほんと自然に
東京へ行こうかなという気持ちになってきました。

ただそれでも、つい数か月前に、あるきっかけを経験するまでは具体的には東京行きなんて、
なーんにも考えていなかったことです。

それが、僕自身の特徴でもあるんですが、1回思い始めるとどんどん妄想が膨らみ
最終的にはやってしまうことになりました。

43歳にして新天地デビューで、不安も期待もありますが、少なくともワクワクと
充実した毎日を送ることが出来るとは思います。

ということで東京の皆様、これからよろしくお願いいたします。

大阪の皆様、今までありがとうございました。・・とは言っても家も家族もまだ大阪
のままですし、大阪の事務所にも毎週様子見に帰ってきますので、
これからもよろしくお願いします。

追伸
「大阪にいられなくなった理由があるんやろ?」
「ほんまは東京で羽伸ばしたかっただけやろ?」
という質問が各方面から投げかけられてますが(笑)
そんなわけはありません。

一番楽しみだったのは単身赴任です(笑)